コンニチハ ! 日本館
日本館総合プロデューサー・佐藤オオキのつぶやき。
日本館の状況や、日々の気づきなどを発信します。
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館内をウロウロ
建築工事の仕上がりのチェックをしながら館内をウロウロ。
このとき、頭の中では展示物やライティングや音響など、完成した空間をできるだけ高い解像度でイメージしようとします。
それにしても、円形の空間をグルグル歩き回っていると脳内が適度にバグってきて、自分がどこにいるのか段々とわからなくなる、、。
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バイオガス発電施設
ここが「生きているパビリオン」を目指す日本館の中枢とも呼べる「バイオガス発電施設」。
万博会場内から1日約1トンごみのを譲り受けて、微生物のチカラで水や電気、CO₂などに分解する場所なのですが、これがまたなんともカッコいいですよね。
中の展示空間よりもコッチのほうが良かったってなっちゃうと少し困りますが、、。汗
いや、別にそれはそれでいいのかな ?
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水を使って絵を描く
これは、水を使って絵を描く装置。
水だから徐々に消えて無くなる、儚いアートなのです。
絵だけでなく、水滴が落ちてくるときの音がまるでパーカッションの演奏のようにも聞こえる、五感を刺激する作品となる予定です。
テクニカルディレクションやエンジニアリングには、nomenaの武井さん、ルフトツークの遠藤さん、そしてegaoの三谷さんという、日本デザイン界が誇る最強メンバーが集結。
この人たちがいなかったら今頃どうしていいかわからずに、自分が「儚く消えて無くなる」ところでした、、。
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中央の大きな中庭
日本館の目玉のひとつでもある、中央の大きな中庭です。
工事も最終段階に突入し、これからいよいよ水盤に水が入れられる予定。
中庭に立つ自分は、施工状況を厳しい目でチェックしている、、
、、のではなく、シンプルに疲れてぼーっとしているだけです。
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〇〇の正体
以前もご紹介した「骨組みの上に並ぶ、謎の細長い棒」の正体が段々と姿を現してきています。
ひとつずつ手作業で角度を調整することで、「波打つ海面」のような起伏を生み出します。
この展示空間は、あえて映像や色彩を使わずに、白い光だけによる演出です。
ここから細心の注意を払いながら仕上げていかなくてはいけません。
視点を変えてみたり、歩きながらどう見えるかを確認したりと、ひたすら動き回りながら現場作業を行うことになりますが、今から整体の予約を済ませておかないと足腰が持たないという、、アラフィフの哀愁。
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グリッドまみれのシミュレーション現場
今回もまた大型の倉庫の中に展示室をまるごと作って、映像のシミュレーションを行ってます。
グリッドを床と壁に投影しながら行うのですが、関係者が多すぎて、オジサンたちがグリッドまみれに、、笑
映像同士が重なる箇所の馴染み具合や、投影しにくい場所の映像の歪み加減を確認して、そうした「急所」をできるだけ避ける、もしくは目立ちにくくなるように映像の内容を調整していきます。
とあるキャラクターがこの空間内を縦横無尽に飛び回る予定ですが、、
もし、やたらと派手な動きをしているシーンがあったら、それは何かからみなさんの目を逸らすために頑張っている可能性が高いので、どうか温かい目で見守ってあげてください。笑
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原寸大「藻類×ハローキティ」が出現 !
事前に3Dプリンターで出力して確認していても、原寸大になると形の印象がガラリと変わることがあります。
この日は、「藻類×ハローキティ」の展示のためのオブジェの確認会です。
まだ白いものは形状のチェック。
スベスベと手で触りながら曲面どうしのつながりが自然かどうかを確認します。
次は何種類か塗り分けた状態で、塗装色と光沢の度合いを決めていきます。
マットになりすぎるともっさりと重たい印象になるし、ツヤ感が強すぎるとスポットライトの反射が邪魔してしまいます。
特にキティちゃんの目の色とツヤ感は何度も繰り返し試しながら、もっともイキイキとした表情を探る作業となります。
(いや、こう見えてちゃんと表情、、あるんですよ !)
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骨組みの上に並ぶ、謎の細長い棒
丁寧に梱包材を外して、、棒のてっぺんには円盤状のものが取り付けられていきます。
下から見上げるとこんな感じ。
円盤の真下には角度が変えられる金具があり、その隣に伸びてるケーブルは、個別に電気制御をするためのもの。
これだけの数をひとつひとつ調節するのも大変ですが、、本番ではこの20倍近い数を想定していると思うと、今からゾッとします、、。汗

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ゆっくりと流れるペットボトルの群れ
ペットボトルの群れを真剣な眼差しで見守る関係者一同。
実は主役はペットボトルではなく、その下で頑張っているベルトコンベアだったりします。
ペットボトルによる荷重をかけた状態での動作確認中なのですが、いまのところ順調そう。
本番では一体何が流れてくるのか、お楽しみに !
(ヒント:残念ながらお寿司ではありません)
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ひゅーーん、、
ひゅーーん、、、
「光のシッポの長さって何mmですか ? 」
「600mmでーす ! 」
「700mmに伸ばしてみてください ! 」
「はーい。700mmいきまーす」
(すごいっ。ちゃんと100mm伸びてる、、! )
「もっと光の頭のあたりの輪郭を柔らかくできますか ? 」
「はーい。柔らかい輪郭いきまーす」
(柔らかくなってる~ ! )
「光の動きを途中からもっとヌルっと減速させられますか ? 」
「ヌルっと ? 」
「ヌルっと」
「、、、(えっ ? )」
そんな感じで光の形と動きの調整が延々と続きます。
今日の検証のために、連日徹夜で準備をしてくれたスタッフの方々には本当に頭が下がります、、。ありがとうございました !

展示を覗こう
この日は日本館内の展示室で使う照明器具の選定作業です。
光の大きさ、強さ、暖かさ、輪郭の柔らかさなど、、展示室ごとに決めていきます。
強い光を暗い色の壁に当てるのと、弱い光を明るい色の壁に当てるのとでは、どっちの光が明るい ?
暖かい光を冷たい色の壁に当てるのと、冷たい光を暖かい色の壁に当てるのだと、どっちの光が暖かい ?
、、なんてことを悩んでるうちに、次第に頭がぼーっとしてきます、、。

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この日は日本館内の展示室で使う照明器具の選定作業です。
光の大きさ、強さ、暖かさ、輪郭の柔らかさなど、、展示室ごとに決めていきます。
強い光を暗い色の壁に当てるのと、弱い光を明るい色の壁に当てるのとでは、どっちの光が明るい ?
暖かい光を冷たい色の壁に当てるのと、冷たい光を暖かい色の壁に当てるのだと、どっちの光が暖かい ?
、、なんてことを悩んでるうちに、次第に頭がぼーっとしてきます、、。
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ひゅーーん、、
ひゅーーん、、、
「光のシッポの長さって何mmですか ? 」
「600mmでーす ! 」
「700mmに伸ばしてみてください ! 」
「はーい。700mmいきまーす」
(すごいっ。ちゃんと100mm伸びてる、、! )
「もっと光の頭のあたりの輪郭を柔らかくできますか ? 」
「はーい。柔らかい輪郭いきまーす」
(柔らかくなってる~ ! )
「光の動きを途中からもっとヌルっと減速させられますか ? 」
「ヌルっと ? 」
「ヌルっと」
「、、、(えっ ? )」
そんな感じで光の形と動きの調整が延々と続きます。
今日の検証のために、連日徹夜で準備をしてくれたスタッフの方々には本当に頭が下がります、、。ありがとうございました !

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ゆっくりと流れるペットボトルの群れ
ペットボトルの群れを真剣な眼差しで見守る関係者一同。
実は主役はペットボトルではなく、その下で頑張っているベルトコンベアだったりします。
ペットボトルによる荷重をかけた状態での動作確認中なのですが、いまのところ順調そう。
本番では一体何が流れてくるのか、お楽しみに !
(ヒント:残念ながらお寿司ではありません)
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骨組みの上に並ぶ、謎の細長い棒
丁寧に梱包材を外して、、棒のてっぺんには円盤状のものが取り付けられていきます。
下から見上げるとこんな感じ。
円盤の真下には角度が変えられる金具があり、その隣に伸びてるケーブルは、個別に電気制御をするためのもの。
これだけの数をひとつひとつ調節するのも大変ですが、、本番ではこの20倍近い数を想定していると思うと、今からゾッとします、、。汗
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原寸大「藻類×ハローキティ」が出現 !
事前に3Dプリンターで出力して確認していても、原寸大になると形の印象がガラリと変わることがあります。
この日は、「藻類×ハローキティ」の展示のためのオブジェの確認会です。
まだ白いものは形状のチェック。
スベスベと手で触りながら曲面どうしのつながりが自然かどうかを確認します。
次は何種類か塗り分けた状態で、塗装色と光沢の度合いを決めていきます。
マットになりすぎるともっさりと重たい印象になるし、ツヤ感が強すぎるとスポットライトの反射が邪魔してしまいます。
特にキティちゃんの目の色とツヤ感は何度も繰り返し試しながら、もっともイキイキとした表情を探る作業となります。
(いや、こう見えてちゃんと表情、、あるんですよ !)
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グリッドまみれのシミュレーション現場
今回もまた大型の倉庫の中に展示室をまるごと作って、映像のシミュレーションを行ってます。
グリッドを床と壁に投影しながら行うのですが、関係者が多すぎて、オジサンたちがグリッドまみれに、、笑
映像同士が重なる箇所の馴染み具合や、投影しにくい場所の映像の歪み加減を確認して、そうした「急所」をできるだけ避ける、もしくは目立ちにくくなるように映像の内容を調整していきます。
とあるキャラクターがこの空間内を縦横無尽に飛び回る予定ですが、、
もし、やたらと派手な動きをしているシーンがあったら、それは何かからみなさんの目を逸らすために頑張っている可能性が高いので、どうか温かい目で見守ってあげてください。笑
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〇〇の正体
以前もご紹介した「骨組みの上に並ぶ、謎の細長い棒」の正体が段々と姿を現してきています。
ひとつずつ手作業で角度を調整することで、「波打つ海面」のような起伏を生み出します。
この展示空間は、あえて映像や色彩を使わずに、白い光だけによる演出です。
ここから細心の注意を払いながら仕上げていかなくてはいけません。
視点を変えてみたり、歩きながらどう見えるかを確認したりと、ひたすら動き回りながら現場作業を行うことになりますが、今から整体の予約を済ませておかないと足腰が持たないという、、アラフィフの哀愁。
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中央の大きな中庭
日本館の目玉のひとつでもある、中央の大きな中庭です。
工事も最終段階に突入し、これからいよいよ水盤に水が入れられる予定。
中庭に立つ自分は、施工状況を厳しい目でチェックしている、、
、、のではなく、シンプルに疲れてぼーっとしているだけです。
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水を使って絵を描く
これは、水を使って絵を描く装置。
水だから徐々に消えて無くなる、儚いアートなのです。
絵だけでなく、水滴が落ちてくるときの音がまるでパーカッションの演奏のようにも聞こえる、五感を刺激する作品となる予定です。
テクニカルディレクションやエンジニアリングには、nomenaの武井さん、ルフトツークの遠藤さん、そしてegaoの三谷さんという、日本デザイン界が誇る最強メンバーが集結。
この人たちがいなかったら今頃どうしていいかわからずに、自分が「儚く消えて無くなる」ところでした、、。
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バイオガス発電施設
ここが「生きているパビリオン」を目指す日本館の中枢とも呼べる「バイオガス発電施設」。
万博会場内から1日約1トンごみのを譲り受けて、微生物のチカラで水や電気、CO₂などに分解する場所なのですが、これがまたなんともカッコいいですよね。
中の展示空間よりもコッチのほうが良かったってなっちゃうと少し困りますが、、。汗
いや、別にそれはそれでいいのかな ?
展示を覗こう
館内をウロウロ
建築工事の仕上がりのチェックをしながら館内をウロウロ。
このとき、頭の中では展示物やライティングや音響など、完成した空間をできるだけ高い解像度でイメージしようとします。
それにしても、円形の空間をグルグル歩き回っていると脳内が適度にバグってきて、自分がどこにいるのか段々とわからなくなる、、。